【池上彰のニュースそうだったのか】平均貯金額・老後に必要なお金ってホント?

1月6日放送の「池上彰のニュースそうだったのか!!」。

分かりやすい解説でおなじみの池上彰さんの人気番組ですが、今回のテーマは「お金」とのこと。

番組では初詣の平均お賽銭額(149円)、日本人の平均貯蓄額、老後に必要なお金、将来年金はもらえるのか?といった気になることを解説してくれましたので、なるほどなぁと勉強になりました。詳細をご参考までに記事にしておきます。

今話題の仮想通貨は取り上げられませんでしたが、仮想通貨の登場による日本円の価値の急落という事実についても知っておいた方が良いと思いますので、追加でご紹介しておきます。

日本人の平均貯蓄額

まず最初に紹介されたのが日本人の平均貯蓄額。なんと1820万円もあります。

ただし、この中には孫正義さんのような超大金持ちも含まれますので、平均値は実情よりも吊り上げられています。

 

では、実際の貯蓄額の分布を見てみましょう。

貯蓄額が100万円未満の家庭も約10%、一方で4000万円以上保有する家庭は13%程度と格差が生じています。

2/3の世帯は平均貯蓄額1820万円以下の貯蓄額となっています。

 

よく高齢者がタンス貯金でお金を溜め込んでいるといわれていますが、実際にその通りです。年代別の貯蓄額データがこちら。

60代以上で増える理由は、退職金を受領することで資産が一時的に増えるからです。

 

なお、資産総額1億1千万円以上保有するミリオネアの日本人は282万6000人と23人に1人もいます。(就業者6552万人中)

また、資産総額1000億円以上の日本人は45人です。

 

生涯の得られる収入は?

日本人の平均生涯賃金は退職金含めて2億3365万円です。

これは、今定年を迎えた人の平均的な生涯賃金データですが、20年前に比べて2800万円も減少しています。

また、働く人の年収分布がこちら。最も多いのは300万円~400万円との統計データです。800万円以上稼ぐ人は1割ぐらいなんですね。

夫婦2人世帯が必要な生活費は?

約40年間(23~64歳)の平均生活費は、合計1億5466万円です。

↓は平均的な1ヶ月の生活費約30万円の内訳です。食費や交通・通信費が多くを占めています。

東京で賃貸暮らしの私からすれば、住居費がたったの18,000円ということに驚きですが、これはあくまでも全国平均なので持ち家の人が多いということなのでしょう。

 

年金頼りになる高齢者

こちらのデータは結構衝撃的です。私ははじめて知りました。

先ほどご紹介した平均的な生涯賃金から、必要な生活費(23歳~64歳)、老後生活費(老後20年間)、納める税金を差し引くと、3168万円も不足する(夫婦2人の場合)というのです。

この不足する金額を年金で補填しているというのが現在の日本の構造です。

受け取れる年金額は?

夫婦2人が老後20年間で受け取る年金額は平均約4880万円です。 ※夫は厚生年金、妻は国民年金の場合

そのため、不足する3168万円を十分に補うことが出来ています。ただし、少子高齢化によりこの構造が破綻することはすでに見えています。

団塊世代が75歳以上の後期高齢者になり、高齢者が一気に増えるのが2025年であり、これを2025年問題といっています。

今の年金制度では、納める税金は将来の自分の年金のためではなく、現在の老人のために使われます。

「将来、自分は年金をもらえるのか?」との声もありますが、国がなくならない限り年金は必ずもらえます

ただし、選択肢は3つしかありません。

①働き手の税金をあげて年金額をキープする

②年金支給額を減らす

③年金受け取り開始年齢を後ろ倒しにする

いずれも、厳しい選択肢でありますが、どれかを選択しなくてはいけない時代が見えてきています。自分の老後は、年金を当てにせずに自分で設計しましょうということですね。

以上が番組で放送された内容でした。

ここからは、番組では放送されなかった内容についてご紹介します。

これらのデータを見て、「あっ、平均貯蓄額は超えてるから順調だ」とか、「老後の資産も十分あるから平気」と思った人は要注意です。

日本円のみの保持を前提として、30年以上も先の将来を見据えることにリスクが伴うということを理解しておいたほうが良いと思います。

1年で1/20の価値になった日本円

2017年のたった1年で日本円の価値はあるものに対して20分の1になりました。これは事実ですが、知っていますか?

何のことか意味が分からない人がほとんどかと思います。

答えは「ビットコインという仮想通貨」です。

2017年は仮想通貨元年とも言われ、ビットコインの価格は急騰しました。

  • 2017年1月1日には9万円程度
  • 2018年1月6日には200万円程

つまり、ビットコインの価格はたったの1年で約20倍になったということです。

先行してリスクをとった人は、元手の100倍以上の資産を手に入れ、いわゆる億り人(1億円の資産を超えたオクリビト)になった人も多いです。20代、30代ぐらいの若い人でも、国内に数万人レベルで誕生しており、さらにその数は現在進行形で増えています。

しかし逆に考えるべきは、ビットコインに対して日本円の価値はたったの1年で約20分の1になったということなんです。

日本に住んでいると外国のニュースも少なく、日本円をしっかりためておけば一生安泰と思っている方もいるかもしれませんが、経済の停滞(新興国の急躍進)や、さらには大災害、戦争といったことが起これば、ドルやユーロ、中国元など他の国の通貨や金などに対して、日本円の貨幣の価値が相対的に下がることも想定しておく必要があります。

そして今起こっているのがビットコインを代表とする仮想通貨による日本円の貨幣価値の急落なのです。

私は仮想通貨マーケットはまだ始まったばかりで、まだまだこれから伸びる市場であると考えています。理由はたくさんありますが、一言で言えば「仮想通貨を買いたいと思う人がこの先まだまだ増えるから」です。

利用用途も拡大され、銀行の送金手続きにも仮想通貨のリップル(XRP)が利用される実証なども行われており、仮想通貨を利用可能な店舗も国内外で急激に増加しています。

このように他の通貨の価値が高まることで、日本円の価値が相対的に下落することを理解しておく必要があります。

今、株式市場も好調ですが、株価が上がり物価が上昇するということは、タンスや銀行貯金している日本円の価値が相対的に下がっているということなのです。

よく株などに投資することはリスクがあるから嫌だという人がいますが、特に今の仮想通貨市場は逆だと思います。

「リスクをとらないことが将来のリスク」なのだと思います。

だって、知らない間に日本円の価値がたったの1年間で20分の1になってしまっているんです。これは事実です。

このタイミングでリスクをとって(私は日本円で銀行貯金し続けることがリスクだと思いますが)仮想通貨へ数万円からでも投資を開始してみてはいかがでしょうか?

興味を持たれた方は、まずは仮想通貨取引所の口座開設(スマホで3分程度で出来ます)から始められてはいかがでしょうか?(当然口座開設は無料ですのでご安心ください)↓