【テザー(USDT)疑惑の公聴会】日本時間の2月7日午前0時開始予定

(追記)公聴会の内容をまとめた記事は↓からどうぞ

【米上院公聴会の内容】テザー疑惑は触れずポジティブな結果に

2月6日の仮想通貨相場は、世界的なリスク回避の動きを受けて大幅に下落しています。

ダウ平均や日経平均の大幅下落、仮想通貨市場については①テザー問題、②中国の仮想通貨全面規制の動きが主な下落の要因になっています。(詳しくはこちらから

①のテザー問題について、今晩、日本時間2月7日午前0時より、アメリカ議会で協議される見込みであり、その内容次第では大きく相場に影響を及ぼす可能性がありますので、報道速報を注視しておきましょう。

(追記)

当然英語ではありますが、公式サイトにてWebストリーミング生配信が行われます。↓よりどうぞ。

参考

Virtual Currencies: The Oversight Role of the U.S. Securities and Exchange Commission and the U.S. Commodity Futures Trading CommissionThe U.S. Senate Committee on Banking, Housing, and Urban Affairs

公聴会の内容について

今回の公聴会には、当事者であるテザー(Tether)社、大手仮想通貨取引所のビットフィネックス(Bitfinex)社は出席しない様子です。

公聴会は、米上院銀行・住宅・都市問題委員会が「仮想通貨:米証券取引委員会(SEC)と米商品先物取引委員会(CFTC)の監督機能」と題して開催することになっており、CFTC(米国先物取引委員会)のJ・クリストファー・ジャンカルロ委員長と、SEC(米証券取引委員会)のジェイ・クレイトン委員長と証言を行う予定です。

CFTCは昨年より、仮想通貨テザーを発行するテザー社と、大手仮想取引所ビットフィネックスとの不正調査を進めており、12月には調査に協力するよう2社に対して召喚状を送付済となっています。

その調査の結果について、今晩の米上院の委員会にてCFTCのクリストファー委員長より説明がある可能性があることから注目を集めています。

また、もう一人の証言者であるSECは、1月30日に、詐欺ICO(イニシャル・コイン・オファリング)として史上最高額となる約6億ドル(約640億円)を集めたアライズバンクのICOを差し止めたばかり。ICO規制について、中国や韓国をはじめ規制が広がる中で、2018年はさらなるICOの規制が世界的に強化されるものと思われます。

テザー問題のおさらい

テザー問題って何?という方向けに、簡単にテザーの何が問題になっているのかをおさらいしておきます。

テザー問題のポイント
  • テザーとはテザー社が発行する仮想通貨
  • 1テザーの通貨単位をUSDT(USD Tether)という
  • 1テザー(USDT) = 1米ドル(USD)を保証
  • ペッグ通貨(他の通貨と価値を連動させている通貨)として、ドルと連動し、信頼性の高い仮想通貨として人気を集める
  • 1月末までに23億テザーが発行済。同額の23億ドルをテザー社が保有しているのかという疑惑が浮上
  • テザー社の監査を行っていた会計法人フリードマンLLPが関係を打ち切ったのと報道。(監査する人が誰もいない状況)
  • テザー社と大手取引所ビットフィネックスのCEO(最高経営責任者)、COO(最高執行責任者)、CCO(コンプライアンス責任者)は同一人物
  • ビットフィネックス社はテザー社よりテザーを受け取る際、同等額のドルをテザー社に渡さずにタダでテザーを受領していた疑惑
  • さらにビットフィネックス社は、受領した大量のテザーを利用してビットコインを購入し、相場の価格操作をしていたとの疑惑まで
  • テザー社が23億米ドルを保有していれば問題ないが、保有していない場合はテザーの23億USDTは絵に描いた餅で価値はゼロになる可能性
  • 仮想通貨投資の規制が強い中国では、テザーを最初に購入する投資家も多く、テザーを基軸通貨としてビットコインを購入
  • テザーの価値がなくなれば、巨額の中国マネーが市場から引き揚げられ、ビットコインの価格も大幅下落するとのレポートも

状況からすればほぼ真っ黒なように見えますが、その結果が今晩の公聴会により多少は明らかになる可能性があることから、注目を集めているのです。

公聴会の結果次第では、大幅に仮想通貨相場に影響を及ぼす可能性がありますので、FX取引をしている人は今晩はポジションをいったん解消された方が良いようにも思います。

そろそろ、Goodニュースが欲しいですね。。。ずっとマイナス方向の記事ばかりです。