【テザー新疑惑】ユーロペッグ通貨のEURTも過剰に発行か!?

テザー社が、保有する米ドル資産以上に、仮想通貨テザー(通貨単位:USDT)を発行しているのではないか、といういわゆる「テザー疑惑」が、仮想通貨相場を連日賑わしています。

2月7日午前0時から米上院議会で行われた仮想通貨に関する公聴会に、テザー疑惑を調査しているCFTC(米国先物取引委員会)のJ・クリストファー・ジャンカルロ委員長が出席したことから、テザー疑惑について語られるかと思いましたが、まったく話に出てきませんでしたね。

【米上院公聴会の内容】テザー疑惑は触れずポジティブな結果に

さて、そんな不正疑惑を調査されている最中に、新たな疑惑が出てきています。

EURTの過剰発行疑惑

ご存知の通り、テザー社は、1アメリカドル(USD)の入金に対して、1テザー(USD Tether)を発行することで、テザーの価値を担保しています。

つまり、1アメリカドル=1テザー(USDT)の価値が保証される形のペッグ通貨です。

そのため、仮想通貨の中では安全資産として、変動の激しい相場においてはビットコインなどの仮想通貨をテザーに交換する投資家が多い状況になっています。

テザー社は、テザーの成功を受けて、ユーロ(EURO)にも同様の考え方を適用し、1月に新たな通貨ユーロテザー(EURT)のローンチを発表しました。

同様に、1ユーロ(EURO)の入金に対して、1ユーロテザー(EURT)を発行することで、ユーロテザーの価値を担保する仕組みです。

EURTは、ERC20標準の互換性を持ち合わせており、イーサリアムブロックチェーン上でローンチしています。

テザー社のホームページでは、自社の資産の健全性を透明性をもって公開するために、現時点の資産情報が開示されています。

本日2月7日17時時点のテザー社のホームページ上に掲載された情報が ↓ になります。

写真の赤枠で囲われた部分をご確認ください。概算で抜粋すると次のようになります。

自己資本がマイナスなってしまっています。どういうことでしょうか。

テザー社公表の情報
  • Total Assets(総資産):約14Mユーロ(約19憶円)
  • Total Liabilities(負債総額):約85Mユーロ(115億円)
  • Shareholder Equity(自己資本):-約71Mユーロ(-約96億円)

私の解釈に誤りがあればコメント欄で教えていただきたいのですが、フツーに見れば、保有するユーロ以上に過剰発行しているようにしか見えません。

実際にテザー社のホームページより該当するページをご覧になりたい方は、公式サイトよりご覧ください。

テザー社公式サイト

※追記

2月7日23時半時点では、以下の通り、マイナス表記は消えていました。

一時的な更新エラーなのか、何なのか訳わかりません。。

 

USDTの過剰発行疑惑もこの後、どのように収束していくのか、それとも仮想通貨相場に激震を及ぼすのかわからない中で、金額の規模はUSDTの20分の1程度ですが、「EURT疑惑」も悪い意味で注目を浴びてしまうかもしれません。

さて、どうなることやら。続報を待ちたいと思います。