流出ネム(XEM)15%割引販売中。ハッカーが独自交換所を立ち上げ。

コインチェックから流出した5.2億ネム(XEM)の追跡調査がホワイトハッカーの皆さんにより行われてきていましたが、2月7日夕方に急展開を見せました。

なんと、ハッカー本人と思われる人間が、独自に仮想通貨取引所を立ち上げ、そこでネム(XEM)を市場価格より15%オフで売買するという、映画さながらの状況に突入してきています。

Twitterを中心に情報が飛び交っていましたので、主にその内容を纏めています。

ダークウェブ上に独自交換所

ダークウェブとは、URLを手に入れても、IEやChromeなどのブラウザーからはアクセスできないサイト群のことです。

閲覧するためには米海軍が開発した「Tor(トーア)」という秘匿性の高い特殊なソフトウェアを利用する必要があり、ダークウェブへのアクセスは匿名化され追跡が著しく困難になっていることから、世界中から犯罪者が集まり、非合法コンテンツがやりとりされている、そういったまさに闇のウェブ世界です。

SFのような話ですが本当に実在しており、拳銃、ドラッグ、コンピュータウイルス、盗んだクレジットカード番号などが売買されているのです。

アクセスするためには、特定の認証や設定などが必要であり専門性を必要としますが、犯人と思われるハッカーはそのダークウェブを利用して交換所を立ち上げ、NEMを15%オフで販売すると不特定多数の人々に呼び掛けているようです。

↓ が実際、流出ネムの売買交換所として立ち上げられたサイトです。

すでに購入している日本人も

また既に当該サイトよりXEMを購入している日本人も出てきています。

このようなマネーロンダリングを知りながら購入することは、犯罪の共犯となりますので、刑事罰に問われる可能性があります。

決して15%オフだからと言っても手を出さないようにされてください。

↓のツイートのコメント欄にて、「購入した」と発言する日本人も出てきています。。

(2月8日追記)

ダークウェブの交換所を経由した売買が順調に行われてしまっている様子。われわれ日本人のXEMが誰かに売られて、買われている(涙)

コインチェック社の対応は?

コインチェック社から公式見解は本件について発表はされていません。

また、2月7日18時時点でも、コインチェック内に日本円、仮想通貨を保有する顧客に対する返金に対しての、具体的な返金時期に関する発表もありません。

ハッキング事件が起きたのが1月26日(金)でしたので、すでに12日が経過しています。そろそろ具体的な返金時期の見通しを示してほしいものです。確定申告もありますし。

(追記)

2月9日朝のNHK報道によると、コインチェックに預け入れしている日本円については、2月13日から出金可能になる見込みとのこと。仮想通貨の出金や送金については、目途は立っていません。

ネム価格への影響は?

このように不正に流出した大量の通貨が市場に出回るとどのような影響が起きるのでしょうか。

一般的には、売りの圧力が強まるため、ネムの価格は下落してしまう可能性が懸念されます。

本日のネムの価格は60円程度を横ばいに推移していますので、現時点では本事象への相場への影響は出ていないようです。

仮想通貨の相場は、毎日いろいろなことが起こりますね。だから面白いのかな(笑)