【WBS】仮想通貨で日本市場へ上陸する中国人長者たち。詐欺コイン被害の実態も。

1月9日放送の「ワールドビジネスサテライト」

テレビ欄に「被害者40万人!?仮想通貨の詐欺が中国で横行…その実態」とあったので気になり視聴しましたので、内容をご紹介しておきます。

たいした話ではなかったのですが、近い将来、日本の取引所が中国の取引所に飲み込まれてしまうのでは?と思いました。

中国人観光客が向った先

番組は、30人の中国人がバスツアーで移動するシーンからスタートしました。

この30人は中国の仮想通貨長者のご一行。彼らが最初に向ったのは渋谷にある仮想通貨取引所のコインチェック。

コインチェックでは、中国人も取引が可能であるため、中国人投資家が熱心にコインチェック担当者に質問する様子が放送されました。

なぜ日本市場を狙うのか?

中国にも大手の仮想通貨取引所は多数あります。なぜ、中国人の投資家は日本をターゲットとして、わざわざ来日までするのでしょうか?

その最大の理由は、中国当局の規制です。

去年9月から、中国国内の仮想通貨取引の大半は禁止されているため、この規制を逃れるため、比較的、仮想通貨市場へ積極的な日本の取引所を利用しようとしているのです。

ご一行の中には、日本へ新たな仮想通貨取引所を設立しようと商談に来ている経営者まで含まれていました。

中国の取引所の日本進出の動き

続いて紹介されたのは、中国北京にある大手取引所の「Huobiグループ」。現在、165万口座を抱えています。

HuobiグループはSBIホールディングスとの資本提携を2017年12月に発表し、日本の市場への進出を予定しています。

CEOの李氏はインタビューに以下のように答え、日本進出の意欲を表明しました。

世界の市場を開拓する第一歩として、日本上陸と今回のSBIとの提携を決めた。

SBIとともに目指すのは、ユーザー数と資産・取引量で日本一の取引所だ!

2018年はDMMやSBIといった大手企業がいよいよ仮想通貨取引所に参入しますので、取引所による投資家の取り合いも相当に過熱するものと思われます。

中国詐欺コイン被害の実態

紹介された詐欺コインは「5行コイン」という名前の仮想通貨でした。

元本が1年で8倍になると積極的な広報を続けた結果、40万人もの中国人が被害に合いました。総額360億円相当だそうです。

また、新たに「WINBIT」という元本が1年で5倍になるという詐欺と疑わしいコインが販売されている様子も最後に放送されていましたが、明らかに雑居ビルのようなところで、金を売るように売買する様子から、普通であれば騙されないでしょ、と思った次第です。

 

以上、あまり的を得ない放送内容でしたが、一点明確にメッセージとして伝わってきたのは、仮想通貨市場に規制をかけようとする中国から、中国マネーを日本へ投資しようとする投資家や、新たな取引所を日本に開設しようとする積極的な中国人経営者がいるということです。

バイナンスやKuCoinに関しても、日本の取引所に比べれば手数料が格段に安くユーザ数も数倍以上と多いため、今後彼らが日本市場に乗り込んでくるようなことがあれば、日本の仮想通貨の取引所を取り巻く環境はガラッと変わってくるのではないかとも思いました。

2018年の終わり頃にはある程度、その形が見えてきているのかも知れませんね。本当に時間の流れがはやい業界です。